Amazon SES でカスタムドメインに対して DMARC 対応を行う方法について調査した内容を備忘録として残しておく
前提
- 対象のドメインを「検証済み ID」として作成済
- DKIM が設定済
- DNS サービスの提供元が Route 53
方法
- Amazon SES > 設定: 検証済み ID を選択
- 対象の ID を選択
- カスタム MAIL FROM ドメイン > 「編集」ボタンを押下
- 以下のように設定して「保存」ボタンを押下
- カスタム MAIL FROM ドメインの使用: チェック
- MAIL FROM ドメイン: 任意の値
- MX 障害時の動作: 以下のどちらか
- デフォルトの MAIL FROM ドメインの使用
- メッセージの拒否
- DNS レコードの発行を行う
- Route 53 > ホストゾーン > {対象のドメイン} を選択
- 「レコードを作成」を押下
- 以下を設定する
- レコード名: _dmarc
- レコードタイプ: TXT
- 値: v=DMARC1; p=none
- テストEメール確認して OK なら値を「v=DMARC1; p=reject」, 「v=DMARC1; p=reject」の順に変更
確認方法
例えば、以下のような方法で確認する
- テスト E メールを送信して SPF, DKIM, DMARC が pass になっていることを確認
- DMARC Inspector