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JSTQB Foundation Level への道

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JSTQB Foundation Level を学習する中で間違えやすいポイントを備忘録として残しておく JSTQB Foundation Level シラバス キーワード 第 1章:テストの基礎 キーワード 概要(シラバス記載の学習対象の例) 参照節(ソースの該当箇所) カバレッジ (Coverage) テストの徹底度を測る指標。トレーサビリティを維持することで、カバレッジの評価を支援する。カバレッジ基準は、テスト目的がどの程度達成しているかを示す活動を遂行するための KPI として機能する。 1.4.4, 4.2.1, 4.3.1, 4.3.2, 5.3.1 デバッグ (Debugging) 故障の原因(欠陥)を発見し、解析し、取り除く活動。テストとは別の活動である。 1.1.2 欠陥 (Defect) 人間のエラーによって生み出されるもの。故障につながることもある。静的テストや動的テストで発見の支援をする。 1.2.3, 5.5 エラー (Error) 人間が起こす誤り。エラー推測は、この発生を予測する技法である。 1.2.3, 4.4.1 故障 (Failure) 欠陥が実行されることでシステムがすべきことをしない、またはすべきでないことをしてしまう結果。 1.2.3 品質 (Quality) ソフトウェアテストは、ソフトウェアの品質を評価し、運用環境で故障が発生するリスクを低減する手助けとなる。 1.2.2, 5.3.1 品質保証 (Quality Assurance, QA) プロセス指向の予防的アプローチであり、プロセスの実装と改善に焦点を当てる。 1.

Rails 8.1 リリースノートまとめ

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Rails 8.1 リリースノートについてまとめたものを備忘録として残しておく Rails 7 リリースノートまとめ Rails 7.1 リリースノートまとめ Rails 7.2 リリースノートまとめ Rails 8 リリースノートまとめ Rails 8.1 のリリースノートは以下の通り Rails 8.1 系での新機能および変更点 Railties rails credentials:fetch PATH コマンドが追加された フィクスチャで動的 ERB 式の代わりに静的 BCrypt パスワードダイジェストが生成されるようになった .gitignoreエントリが拡張され、すべてのキーファイルが無視されるようになった bin/setupに--reset オプションが追加された GitHub ActionsワークフローテンプレートのRuboCopジョブにRuboCopキャッシュ復元が追加された ActionMailerを使用しないアプリケーションで認証ジェネレータがメーラー関連ファイルの生成をスキップするようになった bin/ciが導入され、テスト、スタイルチェック、セキュリティ監査をローカルまたはクラウドで実行できるようになった 認証ジェネレータ実行時にセッションコントローラテストが生成されるようになった bin/bundler-auditとconfig/bundler-audit.ymlが追加され、アプリケーションgemの既知のセキュリティ問題を発見・管理できるようになった bin/bundlebinstubの生成が停止された SessionTestHelperモジュールが追加され、sign_in_as(user)とsign_outテストヘルパーが提供されるようになった 認証ジェネレータでパスワードリセットのレート制限が追加された rails new --minimalオプションが更新され、最近追加された機能が除外されるようになった アプリケーションレイアウトにapplication-nameメタデータが追加された ローカルでENVまたはcredentialsからsecret_key_baseが使用されるようになった 生成されたci.ymlファイルにRAILS_MASTER_KEYプレースホルダーが導入された 非標準環境でも Rails コンソールプロンプトがカラー化されるようになった 開発環境とテスト環境で YJIT が有効化されなくなった ポリシーが設定されている場合のみPermissionsPolicy::Middlewareが含まれるようになった Action Cable ActionCable::Channel#stream_for に複合チャネルを渡せるようになった 例: stream_for [ group, group.

Rails 8 リリースノートまとめ

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Rails 8 リリースノートについてまとめたものを備忘録として残しておく Rails 7 リリースノートまとめ Rails 7.1 リリースノートまとめ Rails 7.2 リリースノートまとめ Rails 8 系での新機能および変更点 Kamal(Docker コンテナのデプロイツール) Kamalという Docker コンテナを本番環境に簡単にデプロイするツールが同梱されるようになった ※Rails アプリケーションのデプロイで使用されていた Capistrano をコンテナように置き換えたツールのイメージ Thruster(HTTP/2 プロキシサーバ) Rails アプリケーションの Docker ファイルに、Thruster と呼ばれるプロキシサーバの設定が含まれ、Puma の前段に配置するようになった これにより、Nginx など別の Web サーバーを用意する必要がなくなる Thrusterの機能 HTTP/2のサポート Let’s Encrypt による自動化された TLS 証明書の管理 公開アセット(JavaScript、CSS、画像など)の HTTP キャッシュ X-Sendfile のサポートと圧縮 Solid Cable Solid Cable によって Redis を使用せずに WebSocket を使用したリアルタイム機能を使用することができる Solid Cache Solid Cache によってメモリを使用した Redis や Memcached よりも長期間にわたって大容量のアプリケーションのデータのキャッシュを行うことができる

Rails 7.2 リリースノートまとめ

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Rails 7.2 リリースノートについてまとめたものを備忘録として残しておく 他バージョンのリリースノートまとめ Rails 7 リリースノートまとめ Rails 7.1 リリースノートまとめ Rails 7.2 系での新機能および変更点 開発用のDockerコンテナ(devコンテナ) Docker コンテナをフル機能の開発環境として使用できる dev コンテナと呼ばれる新機能が追加されました。 デフォルトでは、以下のようなコンテナが含まれています。 データベース(SQLite, PostgreSQL, MySQL, MariaDBなど) Active Storage Redis システムテスト(Headless Chrome) 新規のアプリケーションで dev コンテナを使用するには、rails new でアプリケーションを生成する際に --devcontainer オプションを追加する rails new myapp --devcontainer YJIT のデフォルト化 YJIT は Ruby の JIT コンパイラで、有効にすることで Rails アプリケーションのパフォーマンスを大幅に向上させ、レイテンシを15〜25%改善することができる Rails 7.2 で Ruby 3.3以上を使用している場合は、YJIT がデフォルトで有効となる 無効にする場合は以下の設定が必要 Rails.application.config.yjit = false ブラウザのバージョンの Guard デフォルト化 アプリケーション生成時に以下の設定が Application Controller に追加されるようになった