Ruby on Rails

Rails 8 リリースノートまとめ

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Rails 8 リリースノートについてまとめたものを備忘録として残しておく Rails 7 リリースノートまとめ Rails 7.1 リリースノートまとめ Rails 7.2 リリースノートまとめ Rails 8 系での新機能および変更点 Kamal(Docker コンテナのデプロイツール) Kamalという Docker コンテナを本番環境に簡単にデプロイするツールが同梱されるようになった ※Rails アプリケーションのデプロイで使用されていた Capistrano をコンテナように置き換えたツールのイメージ Thruster(HTTP/2 プロキシサーバ) Rails アプリケーションの Docker ファイルに、Thruster と呼ばれるプロキシサーバの設定が含まれ、Puma の前段に配置するようになった これにより、Nginx など別の Web サーバーを用意する必要がなくなる Thrusterの機能 HTTP/2のサポート Let’s Encrypt による自動化された TLS 証明書の管理 公開アセット(JavaScript、CSS、画像など)の HTTP キャッシュ X-Sendfile のサポートと圧縮 Solid Cable Solid Cable によって Redis を使用せずに WebSocket を使用したリアルタイム機能を使用することができる Solid Cache Solid Cache によってメモリを使用した Redis や Memcached よりも長期間にわたって大容量のアプリケーションのデータのキャッシュを行うことができる

Rails 7.2 リリースノートまとめ

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Rails 7.2 リリースノートについてまとめたものを備忘録として残しておく 他バージョンのリリースノートまとめ Rails 7 リリースノートまとめ Rails 7.1 リリースノートまとめ Rails 7.2 系での新機能および変更点 開発用のDockerコンテナ(devコンテナ) Docker コンテナをフル機能の開発環境として使用できる dev コンテナと呼ばれる新機能が追加されました。 デフォルトでは、以下のようなコンテナが含まれています。 データベース(SQLite, PostgreSQL, MySQL, MariaDBなど) Active Storage Redis システムテスト(Headless Chrome) 新規のアプリケーションで dev コンテナを使用するには、rails new でアプリケーションを生成する際に --devcontainer オプションを追加する rails new myapp --devcontainer YJIT のデフォルト化 YJIT は Ruby の JIT コンパイラで、有効にすることで Rails アプリケーションのパフォーマンスを大幅に向上させ、レイテンシを15〜25%改善することができる Rails 7.2 で Ruby 3.3以上を使用している場合は、YJIT がデフォルトで有効となる 無効にする場合は以下の設定が必要 Rails.application.config.yjit = false ブラウザのバージョンの Guard デフォルト化 アプリケーション生成時に以下の設定が Application Controller に追加されるようになった